駅前広場パブリックアート設置作品決まる
update 2004/3/27 10:21
函館市が、来年3月完成予定の函館駅前広場に設置する公募パブリックアートの最終審査がこのほど行われ、東京都在住の林昌平さん(42)の「OYAKO」に決まった。4月から制作に入り、来年3月、駅前広場のシンボルとして同駅正面に設置される。
「ふれあい」をテーマに昨年公募、国内外から272点の応募があった。今年1月に行った第一次審査で、林さんの作品など5点に絞り込んでいた。
林さんの作品は縦4・8メートル、横4・72メートル、高さ3・65メートル。タイトル通り親子の情愛をテーマとしたもので、真っ赤な色彩が存在感を際立たせている。函館駅周辺整備事務局は「見る角度によって、受ける印象が違うのも特徴的」と話す。
市パブリックアート委員(5人)で構成する審査委員会は、選定理由として「人体を極限まで単純化したフォルムは力強く、生命力に富む。作品の下をくぐったり触れたりもできるので、“ふれあい”というテーマにふさわしい」とコメントしている。
提供 - 函館新聞社
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