昆布に希望のラベル作ります

update 2004/3/27 10:21

 好きな言葉を昆布に添えて―。函館市の老舗の海産物卸問屋「丸昌」(末広町16、池田道子社長)は4月から、パッケージに張るラベルに、購入者が希望する絵柄や文字を印刷するサービスを始める。同店では季節のあいさつやお祝い返しなど、幅広い需要に期待しており、「昆布を贈る習慣は北海道ではあまりないが、全国では一般的。オリジナルラベルの付いた昆布を贈ってみては」と利用を呼び掛けている。

 池田社長が、東京の銀座で飲食店を営む知人に頼まれて作ったのがきっかけ。その知人が店の新年祝いに配ったところ、利用客に大人気だったという。この成功を機にオリジナルラベル製作を試験的に導入。不動産店が自社のロゴマークと「喜こんぶ」という文字を入れ、オープンプレゼント用としたほか、保険会社の営業員のあいさつ用にも利用されたという。

 ラベルには希望の字体の文字や絵のほか、写真を入れることも可能。「昆布は健康にも良く、『よろこぶ』に通じる。お祝い事にも重宝される」と池田社長。試験発売がいずれも好評だったため、新企画に手応えを感じ取っている様子。

 価格は、量や数量、昆布の種類により異なるが、南茅部産白口浜の真昆布50グラム入りを100袋注文した場合、1袋は150円。希望により、ヒジキやワカメ、箱入りにも応じる。

 注文受け付けは既に始めており、注文数などにもよるが、前日でも可能。問い合わせは同社TEL22・1617。

提供 - 函館新聞社



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