市営パークゴルフ場、間もなくオープン

update 2004/3/26 11:50

 函館市が運営するパークゴルフ場は、空港緑地志海苔ふれあい広場パークゴルフ場が4月1日、白石公園パークゴルフ場が同月24日にそれぞれオープン。また、中の沢地区に新たに造成しているすずらんの丘パークゴルフ場が、今夏全36ホール中18ホールが供用開始する。こうした施設の“充実”を受けて、市は新たに3パークゴルフ場共通のシーズン券を初めて発行するほか、夏場に営業時間を延長することを決定。安定した人気を誇るパークゴルフの利用者のさらなる掘り起こしを目指している。

 シーズン券は近郊の町村のパークゴルフ場が既に発行しており、市内の愛好者から要望が多く寄せられていることを考慮した。料金は1シーズン1万円で、期間中は3つの市営パークゴルフ場を何度でも利用することができる(すずらんの丘パークゴルフ場はオープン以降)。

 また、利用時間は通常午前9時から午後5時まで(白石公園は日没まで)だが、6月から8月は前後をそれぞれ1時間延長、午前8時から午後6時までとする。市土木部緑化推進課は「年配者の利用者を中心に、朝早くからプレーしたいという声に応じた」とし、中高年らの利用増を見込んでいる。

 今年は雪解けが早いことから、空港緑地志海苔ふれあい広場は昨年より11日早く、白石公園も芝生養生のため昨年は6月からの使用だった。パークゴルファーにとっては昨季よりも早くプレーが満喫できそう。また、新パークゴルフ場のオープンで、市関係者は「根強いパークゴルフ人気がさらに広がれば」と、愛好者の拡大に期待を寄せている。なお、各パークゴルフ場とも11月30日までのオープンを予定している。

 シーズン券の購入申し込みは、今月末までは同課(市役所4階)と函館市住宅都市施設公社(亀田支所2階)で、パークゴルフ場オープン日以降は各パークゴルフ場で受け付ける。市民以外の購入も可能。申し込みには3×2・4センチの縦長の顔写真を持参し、シーズン券の引き渡しと同時に料金を支払う。

 問い合わせは同課TEL21・3431、同公社花と緑の課TEL40・3605。

提供 - 函館新聞社



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