５市町村合併で４月９日に住民説明会

update 2004/3/25 10:29

　函館市の近江茂樹５市町村合併協議会事務局長は２４日、渡島東部４町村との合併にかかわり、４月９日に市民会館で住民説明会を開くことを明らかにした。同協議会主催で、協議会での合意事項を中心に説明する方針。また、協定書の調印式は４月２３日を予定していることを併せて示した。

　同日開かれた市議会市町村合併調査特別委員会（岩谷正信委員長）で示した。

　近江局長は、高橋佳大委員（共産党）が「昨年住民説明会を行ったときも、足りないという議論があったはず」との指摘に、「市の出前講座で１４―１５回実施しており、延べ１３００人に説明している」と答弁。住民説明会については「３月２９日の第７回協議会を終えた後、各種団体にも声をかけて１回で行いたい。全体のまとめ的なものを示すので、改めて意見を聞くための説明会にはならない」と述べた。

　同局長はまた、瀬尾保雄委員（公明党）が一般職員の身分について「家を持つ職員の住居手当は市と４町村とで差があり、４町村職員にとってはお手盛りだ」との指摘に「通勤手当などは下がり、給与はトータル的に若干引き下がる」とした。

　このほか、合併後４町村に置く支所長の権限に関しては「調度課長を中心に、部会で整理を進めている。４月中に固めたい」と述べた。板倉一幸委員（民主・市民ネット）への答弁。

提供 - 函館新聞社

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