市長杯学生ハンドボール大会開幕
update 2004/3/24 10:33
第3回函館市長杯学生ハンドボール選手権大会(函館ハンドボール協会主催)は23日、函館大学体育館で開幕した。初日は函館大ら4大学による練習試合と、大同特殊鋼―大崎電気の模範試合、全日本代表選手による講習会が行われ、会場はファンや選手、役員の計500人の熱気で包まれた。2日目の24日は函館市民体育館と函館大学体育館で大学生、実業団チームよるリーグ戦が行われる。
模範試合では大同特殊鋼と大崎電気が高い技術のプレーを披露。観戦した斉藤佳佑君(本通中1年)は「パス回しの速さ、正確さは驚いた。トップレベルの選手を見られて感激した」と興奮気味。試合では日本のエース宮崎大輔選手(大崎電気)らのプレーにため息と歓声が起こっていた。
試合後に行われた講習会では、全日本代表選手が小中高校生約100人にパスやシュート練習を指導した。
はじめに全日本代表主将を務める中川善雄さん(大崎電気)が「交流を深め合いながら練習をしましょう」とあいさつ。最初にウオーミングアップを兼ねたゲームを行い、ゲームの中でパスキャッチとパスの方向確認の大切さを学んでいた。
次にさまざまな投げ方によるパス練習を行った。中川さんは「試合でも使えるように、いろいろな投げ方を覚えてほしい。今日覚えた投げ方や練習は、遊びでもいいから取り組んで」と話していた。
最後にシュート練習が行われ、利き腕と反対の手で放つなど、バリエーションも豊か。参加者は真剣な表情の中にも笑顔を浮かべながら、楽しそうに取り組んでいた。
参加した函大有斗高の田中貴章君(2年)は「今までやったことがない練習も、楽しくできるように解説してくれてとても勉強になった」と満足そうだった。
提供 - 函館新聞社
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