未来大で初の卒業式

update 2004/3/23 10:11

　公立はこだて未来大学（伊東敬祐学長）の第１回卒業式が２２日、同大体育館で開かれた。記念すべき１期生卒業者は複雑系科学科６０人、アーキテクチャ学科１５１人の合わせて２１１人。祝福と激励を受け、希望を胸に学びやを巣立った。

　同大は函館市と周辺４町が、運営主体となる函館圏公立大学広域連合を組織し、２０００年４月に開学。今回初めて卒業生を送り出した、

　式では、名前が呼ばれた卒業生一人ひとりが、大きな返事とともにその場で起立。代表し池田めぐみさんと浅田珠希さんが伊東学長から卒業証書を受け取った。

　伊東学長は「（４年間で）大きく成長したと思う。未来大出身だという誇りを持って、志を高く非凡な人間になってほしい」と激励。広域連合の井上博司連合長（函館市長）も「豊かな感性、高い創造性を武器に活躍してもらいたい」とエールを送った。

　卒業生代表あいさつでは、植松政幸さんが、後輩に対して「未来大ならではの伝統をつくっていって」と言葉を残し、「本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。

　このほか、式では優秀な成績を収めた学生に函館市長賞など特別賞が贈られた。

提供 - 函館新聞社

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