０４年度函館圏コンベンション１２８件、過去最多

update 2004/3/23 10:10

　２００４年度に函館圏で開かれるコンベンション（会議や大会、学会など）が過去最多となる１２８件に上ることが、函館国際観光コンベンション協会（沼崎弥太郎会長）の調べで、２２日分かった。前年度比２７件増で、参加人数は同１５２２人減の５万５９３０人となる見通し。「函館への入り込みは安定している」とみている。

　調査は、１月２１日―３月１９日の間、市内の団体や組合など４６９団体に実施した。件数を規模別でみると、国際が同３件増の７件、国内が１３件増の４５件、道内が同１１件増の７６件。参加人数では、国際が２０５０人（同１５２０人増）、国内が３万１２６０人（同５２５３人増）、道内が２万２６２０人（同８２９５人減）だった。

　１０００人以上参加するイベントは１１件開催される予定。主な行事は、４月２４、２５両日の捕鯨類調査船団の一般公開（７０００人）、９月４、５両日の「第３回函館塩ラーメンサミット」（６０００人）、１０月１６、１７両日の「２００４みなみ北海道菓子まつり」（４０００人）―などがある。

　同協会は、０４年度の特徴を「スポーツや食をテーマとした大会の開催が、入り込みに貢献している」と説明。参加人数の減少については「０３年度は１万人を超すイベントがあり、最も多かった１９９２年（５万７９７７人）とほぼ同数。０４年度は１万人を超すイベントはなく、その分が減少した」と説明している。

提供 - 函館新聞社

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