ヒグマ春季管理捕獲がスタート 初日は捕獲ゼロ
update 2004/3/22 10:09
道の「渡島半島地域ヒグマ保護管理計画」に基づく、今春のヒグマ春季管理捕獲が21日、渡島、桧山両管内でスタートした。初日は函館市などが地元ハンターの入山を届け出たが、捕獲実績はなかった。
渡島管内で届け出たのは函館、上磯、森の3市町。渡島支庁は「今年は積雪があまり多くない。足がはまりにくい、ざらめのある雪なのでハンターには好都合では」(環境生活課)と話している。
この日は渡島、桧山両支庁の担当職員らが、管理捕獲の対象地域のパトロールを実施。山林入り口に看板を設置したほか、入山者らに啓発チラシを配布し、管理捕獲の周知とヒグマへの注意を呼び掛けた。
春季管理捕獲は、夏から秋にかけて人里に出没する習性を持った2歳以上の雄を主な対象に捕獲し、ヒグマによる事故や被害を未然に防ぐのが狙い。雄39頭、雌10頭を上限に、道南18市町で4月30日まで実施される。
提供 - 函館新聞社
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