環境部長に岡田氏…市幹部人事

update 2004/3/20 10:30

 井上博司函館市長は19日までに、4月1日付けの部長・次長級人事をほぼ固めた。三和廃棄物処理産業(現・清算法人)の不法投棄事件が懸案となっている環境部長に岡田芳樹企画部次長(54)が就任するほか、商工観光部長就任が内定している桜井健治市民部長の後任には佐藤吉見市民部次長(58)の起用を内定、最終的に次長8人が部長に昇格する。市は23日までに課長職までを固める方針で、内示は市議会終了日の25日を予定している。

 退職する金子隆敏函館駅周辺整備事務局長の後任に丸山泰三同事務局次長(57)、福士進監査事務局長の後任には徳田祐二市教委生涯学習部次長(56)がそれぞれ昇格。また、上田昌昭議会事務局長の勇退に伴い、後任に中林重雄消防長(55)が移り、新消防長に小西克男亀田消防署長(56)が昇格する。

 このほか、石井敏明保健所長が勇退し、新保健所長には綿谷靖彦保健所主席医務官(60)が昇格。小野知博環境部長は総務部参事1級となり、渡島東部4町村との合併にかかわる行財政対策に加え、選挙管理委員会関係の業務を担う。

 市はすでに土木部長に若松勝忠同部参事2級(57)、都市建設部長に野々宮勇同部次長(57)、競輪事業部長に酒井哲美東京事務所長(54)の起用を内定しており、最終的に延べ8人が部長に昇格。横滑りを含め、部長職ポストは12人(保健所長を除く)が入れ替わる。

 次長職では、山本真也企画部企画管理課長(49)が同部次長、片岡格財務部財政課長(49)が同部次長、田中俊弘福祉部社会課長(51)同部次長にそれぞれ昇格。

 総務部次長に西浜晴二同部人事課長(50)が就任し、阿部喜久雄総務部次長(53)は東京事務所長に移る。このほか、都市建設部次長に荒井俊明同部都市計画課長(52)、水道局事業部次長には本田陽一土木部道路建設課長(54)が昇格する。

 また、環境部に廃棄物対策の参事2級を設置し、中野末三都市建設部住宅課長(56)が就くほか、議会事務局次長には対馬長敏福祉部次長(54)が移る。

 課長職では、神保達也広報課長の定年退職に伴い、後任に會田雅樹交通局管理運輸部管理課長(52)を登用する方針。

提供 - 函館新聞社



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