中道タイヤ脱輪事故、函館運輸支局が今月中に立ち入り検査

update 2004/3/19 10:25

 函館市内の市道で17日朝、走行していたダンプカー左後部前輪のダブルタイヤが脱輪し、駐車中の軽乗用車2台に衝突した事故で、函館中央署は18日、運転していた男性会社員(58)やダンプを所有する土木建築会社幹部らから、任意で事情を聴いた。2月の江差の死傷事故に次いで起きたことから、道運輸局函館運輸支局は3月中にも、同社の立ち入り重点検査を行う方針。

 同署などによると、17日の事故前、運行前点検を行ったが異常はなかったという。同署では、事故車が積み荷のコンクリート殻が過積載だったことから、道交法違反(過積載)の疑いなどもあるとみて、引き続き調べている。

 同支局も18日、同社幹部から事故状況の聞き取りを実施。同支局によると、昨年12月に市内の自動車整備工場で車検を受けた際、特に異常はなかったという。同支局では3月中にも実施予定の、ダンプ所有会社の立ち入り重点検査で、整備や点検の状況を調べる予定。また19日にも、管内で大型車を使用している事業者に対し、法定3カ月点検の際、タイヤを外した上でのハブボルトを重点的に点検することを通達する。

提供 - 函館新聞社



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