ゴルフ場オープンへ準備着々、きょうから営業も
update 2004/3/19 10:24
函館や近郊のゴルフ場が、19日の鹿部カントリー倶楽部(鹿部町本別)を皮切りに、続々とオープンする。3月に入りまとまった雪が降ったものの、暖冬少雪傾向だった今年はオープン予定を急きょ早めたゴルフ場も。各ゴルフ場は、融雪剤を散布してコース上に残った雪を取り除くなど、シーズンインに向けた最終的な準備を進めている。
アラン・チャールズゴルフアンドリゾート函館(函館市鉄山町)では、今月27日のオープンに向けて今月中旬から融雪剤の散布作業を開始。現在コース上にはほとんど雪が残っておらず、野崎伸一支配人は「暖冬のおかげで除雪作業も例年より早く開始できた」と喜ぶ。
暖冬の今年は、地温が高く氷のような厚い雪がなく、3月に降った雪も解け、作業も順調に進んでいるという。野崎支配人は「後は木の枝などを取り除き、コースをきれいにしてお客さまを迎えたい」と話している。
函館シーサイドカントリークラブ(函館市豊原町)は、当初27日のオープンを予定していたが、20、21両日、急きょ仮オープンさせる。同クラブは例年3月の最終週をオープン予定の目安にしているが、「雪解けが予想以上に早く例年にはない仮オープンの措置を取った」。
日陰や吹きだまりの部分に融雪剤をまくなどのコース整備のほか、会員あてに案内文を送るなどの周知作業に追われている。同クラブは「昨シーズンは前年比プラスの実績を残せた。オープンが早まり、今年も期待している」と話す。
このほか、北海道カントリークラブ大沼コース、函館大沼プリンス駒ケ岳コースは4月10日、函館大沼プリンスゴルフコースは4月17日にそれぞれオープン。3コースを運営する大沼プリンスホテルは「4月中はオープンを記念した特別料金を設定。系列の他のゴルフ場やホテルの割引などの特典も盛り込んだカードの会員も募集し、お得感を訴えたい」とし、利用客の囲い込みを目指している。
提供 - 函館新聞社
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