中道でダンプのタイヤ脱輪

update 2004/3/18 11:42

 17日午前9時15分ごろ、函館市中道1の24の市道・東山墓園線で、市内上野町の男性会社員(58)運転のダンプカー(11トン)が走行中、左側後部前輪のダブルタイヤが脱輪、このうち外側のタイヤ1本が病院駐車場に駐車中の軽乗用車2台に衝突した。けが人はなかった。

 タイヤは直径105センチ、幅27センチ、重量約100キロ。脱輪したタイヤのホイールと車体を固定するハブボルト8本すべてが折れ、外側タイヤのホイールに付いていた。

 函館中央署によると、脱輪した際、タイヤは車の後方に転がり、2本とも約30メートル先の信号柱に衝突した。車体内側に取り付けられていたタイヤはその場で止まり、車体外側に取り付けられた1本が反動で右後方に跳ね返り、約25メートル先で駐車中の軽乗用車の1台の前部、もう1台の右後部ドアに衝突したという。

 ダンプカーは市内の土建会社の所有で、初年度登録は1988年、昨年12月に市内の自動車整備工場で車検を受けていた。この日は市内中島町の保育園解体現場から、破砕したコンクリートを積み、同社に隣接する中間処理場に運ぶ途中だった。同署によると、この車は5トン前後の過積載があったという。

 同署では、ホイールベースなどの部品を道警科学捜査研究所(札幌)に送り、詳しい事故原因を調べる一方、過積載や車の整備状況についても捜査を進める。

提供 - 函館新聞社



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