北海道西部地区弓道連盟が函館市弓道連盟を下部組織化に

update 2004/3/17 11:38

 道南の弓道団体の北海道西部地区弓道連盟と函館市弓道連盟は、2004年度からともに組織体制を見直す。函館市弓道連盟が道西部地区弓道連盟の下部組織となり、会員が重複している組織体制の効率化、スリム化を図る。このほど、両連盟が総会を開き正式に決定。また、組織改編に伴い両連盟の役員も改選。道西部地区弓道連盟の小栗欣吾会長が市弓道連盟の会長を新たに兼任することになり、荒木文夫市連盟前会長は同連盟の顧問に就いた。

 北海道西部地区弓道連盟は、全日本弓道連盟の直轄組織として大会や講習会などの各種事業を実施。一方、函館市弓道連盟はそれ以前から市内の道場や職場のクラブなどが集まり結成、独自に活動しており、2つの組織が横並びで活動しているのが現状だった。

 市連盟の加入団体の活動休止が相次ぎ、現在加盟するのはすべて個人。そのほとんどが西部連盟にも加入している状態が続いていた。また、全日本連盟が有段会員のデータ化を進めるなど、全国的な組織再編の動きも受け、今回、市連盟を下部組織化した。

 新体制下では、函館市連盟は組織上、函館支部としてそのまま道西部連盟の傘下に入った。支部はこのほか、上磯、江差など5つの地域支部と、中学連支部(1校)、高体連支部(8校)、大学連支部(4校)で構成される。

 また、組織改正により、道西部連盟の役員構成も改めた。これまで両連盟の会長は規約により兼務できなかったが、市連盟との一体性を持たせるため規約を改正。小栗会長が両連盟の会長に就任し、各支部の代表者計16人がそれぞれ役員に就く体制にした。

 道西部地区弓道連盟は「2つの組織が横並びだった体制の転換は長年の懸案だった。市弓道連盟、各支部と西部連盟との結びつきを強め、運営していきたい」としている。

 両連盟の三役は次の通り。

 ◇道西部地区弓道連盟▽会長=小栗欣吾▽副会長=上田正人、須藤義昭▽理事長=寺沢輝義(以上再任)

 ◇函館市弓道連盟▽会長=小栗欣吾(新任)▽副会長=北山通泰(再任)▽理事長=田畑智美(新任)

提供 - 函館新聞社



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