中学校卒業式

update 2004/3/16 10:37

　函館市をはじめ渡島、檜山管内の多くの中学校で１５日、卒業式が行われ、夢と希望に胸を膨らませた卒業生たちが、それぞれの進路に向かって旅立った。

　函館的場中学校（小山内武弘校長）では、父母や在校生らが見守る中、５クラスの１８４人が小山内校長から手渡された卒業証書をしっかりと受け取った。

　小山内校長は「感謝の気持ちと的場で学んだことを誇りに思ってほしい。障害にくじけることなく気概を持っていってほしい」とあいさつ。来賓として登壇した函館市教委の青木完二指導室長が「自ら選んだ道をしっかりと進むことを期待している」と激励した。

　卒業生を代表して佐竹真由子さんが「充実した中学生活を送れたことをうれしく思う。これから自分の足で大地を踏みしめ未来に向かっていきます」と決意を語った。

　式歌斉唱の際には、３年間の出来事を思い出した卒業生が涙で顔をくしゃくしゃにしながら２曲を大合唱。保護者や在校生からもすすり泣く声が漏れ、別れを惜しんでいた。

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