森林分局広報誌「はこだて」廃刊
update 2004/3/16 10:36
31日に廃止される道森林管理局函館分局(函館市駒場町)の広報誌「広報『はこだて』」が3月号で廃刊した。道南の国有林野事業とともに通算1167号を発行。分局廃止より一足早く、53年の歴史に幕を閉じた。
同誌は旧函館営林局時代の1951年5月に、「弘報」として発刊。「函館営林局弘報」「函館広報」と題字を変え、66年6月の500号から現在の名称になった。
同分局の活動など道南の国有林野事業について、情報を発信。月刊で1500部発行し、同分局職員や道南の市町村、渡島支庁、報道機関などに配布している。
同分局は国有林野事業の組織再編に伴い、31日で閉局。4月1日から一部事務事業は「函館事務所」に引き継がれるが、業務の大半が道森林管理局(札幌市)に移管され、広報担当の部署は道南からなくなる。
広報誌発行を担当する高橋忠広報室長は「原稿を集めるのに苦労したが、何とか毎月出してこられた。道南から広報誌がなくなるのは寂しい」と感慨深げ。4月以降は道森林管理局に広報体制が一本化され、「広報『はこだて』」の役割は、新たに発行する広報誌に引き継がれるという。
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