4漁協が解散式、合併控え、まず知内・上磯
update 2004/3/14 13:10
【知内】4月1日に上磯郡漁協への合併を控える4漁協のうち知内町、上磯町両漁協は13日、解散式を開き、これまでの歴史に区切りを付けた。共に合併予定の上磯はまなす、木古内町の漁協は20日にお別れ会を予定しており、4漁協の組合員らは、新たな出発に向け、着々と準備を進めている。
13日に町中央公民館で解散式を開いた知内町漁協は、組合員95人を含む関係者約200人が出席した。
同組合は1968年、知内村、矢越の両漁協が合併して発足。式で西山大太郎組合長は「先人の築いた歴史を継承できず、断腸の思い。広域合併という未知の扉を開けることになったが、結束を一層強固にして、立ち向かおう」と決意を語った。
脇本哲也知内町長らのあいさつの後、組合運営に功績のあった7団体24人に感謝状が贈られた。また、合併に伴い勇退する西山組合長には、組合員が表彰状を手渡し、全員で乾杯。組合の新たな歴史の幕開けに気を引き締めていた。
4漁協は、一昨年9月に設立した上磯郡4単協合併推進協議会で合併協議を進めており、昨年12月に合併の仮調印を済ませている。
渡島支庁によると、上磯郡漁協の年間販売高は18億6000万円、購買取扱高は2億1000万円、貯金量は46億円で、全道でも中規模の組織となる。本所は当面、現・知内町漁協の涌元地区に置き、各漁協は支所扱いとする。
提供 - 函館新聞社
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