水産高校実習船が帰港
update 2004/3/13 16:08
中部太平洋で長期乗船実習を行っていた函館水産高校(河原武則校長)の2年生34人が12日、47日間の実習を終えて函館港に帰港した。浅黒く日焼けし、出発時より精かんさを増した生徒たちは、出迎えた家族に笑顔を見せながら、航海の無事と再会を喜んでいた。
海洋技術科海技コース21人、機関工学科機関コース13人が、道教育庁所属の実習船「北鳳丸」(664トン、吉野威船長)に乗り込み、1月29日に函館港を出航。ハワイ・ホノルルを目指しながらマグロはえ縄漁や機関関係機器の取り扱いなどを学んできた。
12日午前9時過ぎに同港に接岸した後、船内で行われた下船式で河原校長が「元気な顔を見て安心した。長く厳しい実習を単に体験として終わらせず、自分に磨きをかけてほしい」とあいさつ。生徒を代表して新堀聖嗣君が「楽しかったこと、苦しかったこと、感動したこと学んだことを生かしたい」と述べた。
1カ月以上の航海を終えた生徒たちに、出迎えた家族らは握手をしたり、抱き合うなどしながら、わが子の成長を感じ取っていた。
提供 - 函館新聞社
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