芦刈本部長会見
update 2004/3/13 16:07
【札幌】中間報告を終えた芦刈本部長は12日、道警本部で記者会見し、旭川中央署で明らかになった捜査用報償費の不正支出について「当時の署長、副署長らが関与していた事実が分かった。個人の問題を超え、組織的な問題と言わざるを得ない」と述べ、裏金づくりが組織的に行われていたとの認識を示した。
芦刈本部長は、不正経理が明らかになったことをあらためて陳謝し、「職員一丸となって道民の安全と安心を守るため全力を尽くし、信頼回復を図っていきたい」と述べた。この日の臨時公安委員会で監察の指示が出たことを受け、「会計書類が存在する98年以降の捜査用報償費などについて、公安委の指導を受けながら計画的に内部調査を実施していきたい」としたが、調査の範囲や方法などについては「早急に検討する」と述べるにとどめた。
本部長を含め関係者の処分については、今後の調査結果を見て判断する考え。最終結果をまとめる時期については「現段階で申し上げるのは困難」と明言を避けた。
提供 - 函館新聞社
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