市、新年度に市民活動サポートセンター設置、情報や場所提供
update 2004/3/11 13:04
函館市は新年度から、NPO(民間非営利団体)法人など市民活動団体の支援拠点となる「市民活動サポートセンター」を設置する。企画部内の「まちづくりセンター」を改組・拡充する形で、NPOにかかわる支援活動や情報収集に加え、会議スペース提供などを行う考え。同センターは当面、市役所本庁舎4階に置かれるが、旧市役所分庁舎(末広町4)の改修後に、センターを分庁舎に移設する方針だ。
NPOに関する市の体制は、企画部が「人づくり・まちづくり事業」などによる支援や情報提供などを、市民部が法人格取得を希望する団体への相談業務や啓発活動などをそれぞれ担っている。センターを整備することでこれらの担当を企画部に一元化する。
センターは市役所4階に設置。市民団体向けの会議スペースを確保するほか、印刷機やパソコン、図書の貸し出しなどの業務を行う。NPOと協働でのニュースレター発行や、研修会の開催も予定している。
井上博司市長は10日の市議会個人質問で、設置の目的をただした上谷俊夫議員(無所属)に対し、「市民団体の活動が活発化しており、活動場所の提供が求められている。市民とのパートナーシップによるまちづくりを積極的に推進したい」と説明。
加えて、市が先にまとめた「旧分庁舎保存活用基本構想案」の中で、分庁舎3階を「市民コミュニティフロア」として活用すると位置づけている点から、「分庁舎改修後には、同センターを分庁舎に移設したい」と述べた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。