松前さくらまつり、会期を1週間早めて開催

update 2004/3/11 13:02

 【松前】松前公園などを会場に開かれる恒例の「松前さくらまつり」は、今年から期間を1週間早め、4月24日から5月16日まで開催する。サクラの開花時期が年々早まり、4月中の来場客が増加傾向にあるため。町は期間中の入り込み30万人突破を目指し、受け入れ態勢を強化する。

 同町のサクラの開花は道内で最も早く、通常は4月中旬から始まり、連休後半にピークを迎え、5月中旬まで続くロングラン。しかし近年は地球温暖化の影響からか開花が早まり、4月末にピークを迎えるという。

 この変化で、例年27―28万人で推移する観光客の入り込み時期も、徐々に変わりつつある。

 かつては5月の来場者数が大半を占めてきたが、2002年は、5月の16万200人(1―20日)に対し、4月は11万600人(19―30日)となった。リピーター増を願い、サクラとともにまつりの雰囲気を味わってもらおうと、開催期間を早めた。

 今年のゴールデンウイークは5連休。町は「あとは天候次第だが、4月の来場者にも、松前のサクラを存分に楽しんでほしい」と、初の試みに期待を寄せている。

 同町のサクラは、ソメイヨシノなど250種1万本を誇る。早、中、遅咲きがあり、人々の目を楽しませている。

提供 - 函館新聞社



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