恵山3セク風力発電事業、累積赤字1億200万円に
update 2004/3/10 15:26
【恵山】風力発電事業を行う恵山町の第3セクター「恵山クリーンエネルギー開発」(社長・工藤篤町長)の本年度決算見込みで、累積赤字が1億2236万円に上ることが9日分かった。同日の定例町議会一般質問で工藤町長が明らかにした。
本年度の売上高見込みは当初事業計画の31・4%にとどまる2320万円。年間発電量は計画の約680万`h時に対し、約188万`h時で、保険での補てんはなく単年度赤字は6051万円となる見通しだ。
2004年度には3203万円の資金不足が予想され、9月以降資金ショートする恐れがあるという。
工藤町長は風車輸入業者が無償提供した風速計測データについて「実際より風速は1・5倍、売電量は2・8―4倍大きい(大きく記された)」と指摘。「(3セク設立を)議会で議決したのだから、議会に与えられた調査権限ではっきりさせるべき」と地方自治法100条による調査委員会(百条委)の設置を求めた。
浜田克巳議員らの質問に答えた。
提供 - 函館新聞社
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