函館市長杯ハンド、日本のトップクラスチーム集結
update 2004/3/10 15:25
第3回函館市長杯学生ハンドボール選手権大会(函館ハンドボール協会主催)が23日から27日まで函館市民体育館、函館大学体育館の両会場で行われる。参加チームは地元の函館大、日体大(東京)など実力校がそろう。また、ゲストチームに、実業団トップチームの大同特殊鋼(愛知)、大崎電気(埼玉)が招かれ、日本のトップレベルの戦いが展開される。23日には函館大学体育館で、全日本代表選手による小中学生を対象とした講習会なども予定されている。
大会の趣旨である「本大会に出場したチームの中から、学生日本一を出そう」にふさわしい強豪校がそろい、全国レベルの白熱した好ゲームが会場を沸かせそうだ。
地元の函館大は北海道学連44季連続優勝、1引き分けを挟み169連勝中。だが松喜美夫監督が「全道での連勝記録よりも、全国大会での勝ち数が大事」と言い切るように全国の壁は高い。
昨年の全国大会で函館大は、主力主体のAチームが3勝10敗3分けで、Aリーグ6チーム中5位に終わった。今年は9月にインドで行われるU―19世界ジュニア選手権大会日本代表の宮島竜二、木練健太(ともに1年)を中心に、「ディフェンスからの速攻がテーマ」(松監督)と善戦を誓う。
そのほか、2年連続インカレチャンピオンで、12月にロシアで行われるU―23世界学生選手権大会の日本代表選手が多く在籍する日体大が大会2連覇を狙う。また、昨年のインカレ準優勝の国士舘大(東京)、東海学連1位の名城大(愛知)、九州学連2位の東和大の計5校が参加、A、Bリーグに分かれて総当たり戦を行う。
実業団の2チームは、優勝争いに関係しないオープン参加でAリーグに参戦する。大同特殊鋼は2003年度日本リーグ3位でプレーオフ進出を決めている。大崎電気は全日本代表を引っ張る中川善雄、宮崎大輔を擁するなど、両チームとも名門チーム。学生、実業団のトップレベルの戦いは、ファンにとって注目の大会となる。
大会は23日午後1時から函館大体育館で函大A―日体大Aで幕を切り、5日に及ぶ熱戦が展開される。
提供 - 函館新聞社
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