国道5号拡幅工事、330メートル、24日供用開始

update 2004/3/9 10:36

 函館開発建設部が進めている函館市亀田地区の国道5号4車線化工事で、亀田本町13―昭和4間330メートルが24日、整備を終え、供用を開始する。慢性的な交通渋滞に悩まされている市道亀田本町12号との交差点を中心に、大幅な混雑緩和が期待される。

 亀田地区の拡幅はJR五稜郭駅前(亀田本町)から昭和4までの2・1キロを対象に、1997年度事業に着手。既に1・0キロは開通しており、今回の供用開始で1・3キロが4車線になる。

 現在、1日当たりの交通量は3万3077台。市道亀田本町12号との交差点付近は右折車線がないため、朝のラッシュ時に最大550メートル(函館駅方面)、夕方のラッシュ時に同1050メートル(札幌方面)の渋滞を引き起こしている。

 交差点前後の車線数の増加と右折車線設置で、同開建は「大幅に緩和される」(道路課)とみている。幅員は現行の15メートルから33メートルに倍増する。

 工事は24日午前中までに終わる予定で、完成後に遮断物が取り除かれ、走行できるようになる。

 残る0・8キロについても用地買収を進めており、2004年度末に約0・3キロが開通予定。05年度末の全区間4車線化を目指している。

提供 - 函館新聞社



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