檜山家畜保健衛生所が新築移転

update 2004/3/6 13:49

 【江差】江差町南浜町240の北海道檜山家畜保健衛生所(鶴田清弘所長)が今月21日、同町田沢町281に建設した新庁舎に移転、業務を開始する。現庁舎は1969年建設で、筑後35年が経過、施設の老朽化が進んでいた。

 新庁舎は鉄筋コンクリート1階建て。床面積は約524平方b。庁舎内には事務室のほか、実験室や無菌室、診断室などを備えた検査室、解剖室、焼却室などを備えている。現庁舎の解体費用を含む総事業費は約6億5000万円。

 新庁舎建設は2001年度から04年度までの4年間で実施され、来年度は庁舎外構の工事を行う。庁舎外には家畜運搬車両などの洗車・消毒施設、実験動物の綿羊の放牧場などを設ける。

 同所では、牛や馬、豚、鶏などの家畜伝染病の防止対策として、畜産農家への指導や病性鑑定、動物用医薬品の適正指導に対する指導業務などを行っている。

提供 - 函館新聞社



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