塩から「誤解招く表示」と苦情で回収
update 2004/3/6 13:48
函館市内の食品加工会社が製造、販売した塩からが、消費者から「誤解を招く表示」との指摘を受け、商品回収をしていたことが5日、分かった。問題とされたのは、ペルー産のイカを使用しているにもかかわらず、ラベルに「本場函館の厳選されたいかを用い」とある点。同商品は現在、「ペルー産」を明記して販売されている。
商品は2年前から道内約40店で販売。札幌で購入した消費者が不審に思い、販売店に問い合わせた結果、ペルー産であることが分かり、製造元にメールで問い合わせた。
この会社は「誤解を招く表示」として、2月22日までに約1700個の同商品を自主回収。問題の表記を削除した上で、「ペルー産」と明記した原材料表示ラベルを加えた。
同社は今回の原因について、「約5年前に函館のイカを使用して販売した製品のラベルと同じものを使用していたため」としており、「問題の表示はキャッチコピーのつもりだった。函館産だと思って食べた人には申し訳ない。今後は今以上の配慮を心がけたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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