檜山南部法定協、4町対等で新設合併合意

update 2004/3/5 10:17

 【上ノ国】厚沢部、江差、乙部、上ノ国の4町による法定の檜山南部4町合併協議会(会長・濱谷一治江差町長)は4日、上ノ国町総合福祉センター「ジョイ・じょぐら」で2回目の協議会を開き、合併方式を4町対等の新設合併とすることで合意した。

 会議では、合併協議の基本5項目のうち、財産や施設の取り扱いを除いた4項目を協議。合併の方式を現4町を廃して新町を設置する新設合併とすることで合意した。

 合併期日について、飯田隆一委員(江差町議会議長)が、合併特例法期限や新町の新年度予算編成などのスケジュールを考慮、2005年12月を目標に協議を進めるべきと提案したが、意見の一致に至らず、小委員会に付託。新町の名称、役場所在地も小委員会に付託することを決めた。

 同日は、合併に関する具体的事項について議論する5つの小委員会の構成を決めた。新町の名称や役場所在地、新町の青写真となる新町建設計画などを議論する、新町建設構想小委員会は、委員長に工藤昇上ノ国町長、副委員長に三上岩雄乙部町議会議長を選出した。

 第3回協議会は4月8日、厚沢部町で開かれる予定。新町建設構想小委員会を除く、各小委員会の正副委員長の氏名は次の通り。(敬称略、◎=委員長、○=副委員長)

 【行財政】◎川上憲満(乙部町議)○小林恭平(上ノ国町)【住民保健福祉】◎中山国彦(厚沢部町議)○竹中敏雄(乙部町)【産業経済】◎岩城昇(上ノ国町議)○佐藤征勝(厚沢部町)【教育文化】◎久末千里(上ノ国町)○大谷健(江差町議)

提供 - 函館新聞社



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