七飯、４月に姉妹都市から高校のブラスバンドが来町

update 2004/3/2 16:59

　【七飯】響け、友好のハーモニー―。七飯の姉妹都市・米マサチューセッツ州コンコード町のカーライル高校スクールバンドが４月に来町し、地元の生徒たちと合同でコンサートを開く。同バンドが七飯で演奏会を開くのは今回で２度目。当初は昨年４月に訪問予定だったが、新型肺炎（ＳＡＲＳ）流行の影響で１年遅れの開催となった。現地でも折り紙付きの実力派バンドだといい、町企画国際課は「コンサートのほか、歓迎会など、たくさんの交流の場面を用意している。ぜひ、多くの町民に参加してもらいたい」と話している。

　両町は１９９７年に姉妹都市提携を締結。以来、七飯からは毎年、中高生がホームステイに出掛けているほか、児童同士の文通など、さまざまな交流を続けている。

　同バンドが来町するのは９８年４月以来で、生徒たちはアルバイトで旅費を貯え、訪日に備えてきた。町内では４月１８日から２２日まで４泊５日の日程で滞在する。

　メーンのコンサートは同１９日午後６時２０分から、町文化センターで開催。同バンドのほか、七飯高校と七飯中学校が出演し、それぞれ単独での演奏を披露した後、合同バンドで競演する。

　一般町民が参加できる催しはコンサートのほか、１８日午後１時半から同センターで行われる歓迎会などがある。

　また、同バンドの生徒たちの多くは町内でのホームステイを希望しており、同課は受け入れ家庭と通訳ボランティアを募集している。

　ホストファミリーと通訳ボランティアの応募は３月５日まで、歓迎会への参加は同３１日まで受け付けている。申し込み、問い合わせは同課TEL６５・５７９７。

提供 - 函館新聞社

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