「想い出編集局」スタート、ホームビデオをDVDに
update 2004/3/1 11:50
合資会社シンプルウェイ(阪口あき子代表)がこのほど、函館市の企業家育成施設「市産業支援センター」(桔梗町379)に入居、映像編集サービス「想(おも)い出編集局」を開始した。撮りっぱなしのホームビデオを、劣化が少ないデジタル多用途ディスク(DVD)にまとめるサービスで、道内でもユニークなビジネス。価格を抑え、ニーズの掘り起こしを進めており、フランチャイズ化を視野に入れ事業拡大を図る。
想い出編集局は、利用者から預かったVHSや8ミリなどのビデオをDVDに編集する業務が主体。利用者自ら撮影した映像をダイジェストにできる上、編集された映像にはテロップ(字幕)や音楽も流れる。VHSへの編集も可能だが、DVDの場合、分かりやすい映像インデックスがつく。「田舎の両親に子供の成長を伝えたり、結婚式の様子を友人に見せたりするのに最適」という。価格は60分3500円から。
道内の結婚式場数社と業務提携する予定で、撮影も請け負う考え。また、操作が簡単で、安価な映像編集ソフトの開発も検討しており、「ソフトができれば、写真店などとフランチャイズ契約も結びたい」と語っている。
阪口代表は、かつて地元静岡の情報誌で培った、映像編集技術をビジネスに生かそうと、2003年4月に同社を設立。資本金は200万円で、従業員は代表を含め3人。「30歳になったが、子供のころ、父が8ミリで撮ってくれた映像が今でも残っており、そこにはたくさんの思い出が詰まっている。皆さんにも思い出を大切にしていただければ」と話している。
問い合わせは同社TEL0138・34・2568。
提供 - 函館新聞社
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