最後の滑り楽しむ、市民スケート場の今季営業終了
update 2004/3/1 11:49
函館市民スケート場は2月29日で、今季の営業を終了した。家族連れなど、この日1日で528人が訪れ、ほおを伝わる風に間もなく訪れる春を感じながら、今シーズンの“滑りおさめ”を満喫した。
今シーズンは昨年12月6日から合計83日間営業した。“リニューアル効果”があった昨季と比べ、暖冬による雨などに見舞われて客足は伸びず、総来場者数は昨季(3万4245人)を942人下回る3万3303人だった。
この日は朝の雨でリンク表面に若干の水が残る場所があったが、午前11時の開場から続々と来場者が氷の上へ。柔らかな日差しに誘われて、コートやジャンパーを脱いでスイスイと気持ちよさそうに滑る子供たちの姿も見られた。
矢本規(ただし)さん(47)=深堀町=は、今シーズンスケート初挑戦だった孫の晟耶君(5)と訪れた。「8回ほど通ったので、孫は1人でも滑れるようになった」と笑顔を見せ、シーズンを満喫した様子だった。
提供 - 函館新聞社
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