未来大学研究棟4月着工

update 2004/2/29 10:49

 公立はこだて未来大学は新年度、「公立はこだて未来大学研究棟」を着工する。研究活動の充実を目的に、総工費17億6100万円をかけた一大プロジェクトで、2005年4月の供用開始を予定している。共同実験・研究活動の拠点として期待されている。

 研究棟は、鉄骨一部鉄筋コンクリート造り2階建て。延べ床面積4384平方メートル。大学の学部棟に隣接し、渡り廊下で人の往来が可能となっている。

 内部は1階が教員室16室や大学院生の研究室。2階には実験室、ロボット製作室、防音室、大学院生研究室、ゼミ室などのほか、企業などと一緒に活動する共同研究室を設けた。

 屋上は、リラックススペースとして開放され、同時に実験フィールドとしても活用できる。施設は研究グループをはじめ、一般学生も活用できる。

 壁面は鉄骨フレームで細かく三角形に仕切られており、ガラス窓や吸音パネルなどをはめ込んで透明感を出すなど、学部棟と同じく、独特の作りとなっている。

 工事は新年度に入ってから始まり、2005年の年明けに建物が完成する見込み。その後、内部設備を整えて4月からの供用に備える。

 研究棟には共有ゾーンも配し、異なった分野の共同研究グループ(クラスター)間の交流を図ることもできる。同大では研究棟が「研究活動のパワーになる」と成果に期待している。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです