貴重な日本人形50点展示・キッチンあんどカフェ「華」が3月3日オープン

update 2004/2/29 10:49

 江戸・明治時代の貴重な日本人形50点などが並ぶギャラリーを併設した、キッチンあんどカフェ「華」が3月3日、函館市区公会堂横の函館市船見町2にオープンする。当日が「桃の節句」ということもあり、オーナー手作りのウサギのひな人形なども合わせて展示する。個性豊かな喫茶店の誕生は、地域の話題を集めそうだ。

 同店を始めるのは、昨年10月、上ノ国町から同市に移住してきた加藤浩・蓉子さん夫妻。上ノ国町で創作料理の店を開いていたが、友人の勧めで、函館に店を構えることにした。

 人形作りが趣味の蓉子さんは、各種コンクールでの入賞歴を誇る。修復技術も持ち、傷の付いた古い人形を買っては、“整形”し、コレクションに加えているという。

 ギャラリーでは、自作の人形のほか、これらコレクションを展示する。「好きな人にはたまらないのでは」と蓉子さん。ひな人形も、天皇家3代を現した、「家来」のいない特殊な物が飾られるなど、人形ファンの関心を集めそうだ。

 自宅兼店舗の建物は木造2階建て。1階がギャラリー、2階が飲食スペース。2階店内からは、函館の街並みを眺めることができ、夜景は特にお勧めという。メニューは検討中だが、お汁粉とクリームあん蜜、手作りケーキなどを人気商品にしたい考えだ。営業時間は午前11時からで、ラストオーダーを午後10時半にする予定。夜はアルコールも提供する。

 加藤夫妻は「気軽に寄ってもらえる家庭的な場所にしたい」と張り切っている。

提供 - 函館新聞社



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