青函トンネル・避難訓練
update 2004/2/27 10:52
JR北海道函館支社、道警函館方面本部、青森県警などは26日、青函トンネル(全長53・85キロ)内での列車内爆発を想定した合同救助訓練を行った。
同支社は毎年、道警と同県警と個別に同トンネル内の訓練を実施しているが、今回、同トンネル内中央付近(両警察の管轄境界)での突発事故に対する迅速な救助、救援活動を図るため、初の合同訓練となった。
約250人が参加。JR海峡線函館発八戸行き臨時列車(5両編成、乗客35人)が青函トンネル内中央部付近を走行中、突然、3両目のトイレ内で爆発が起き、爆風と飛散したガラスでけが人が出た―という想定で行われた。
ドライアイスの煙の中、車掌や警察官らが、乗客にふんした同支社員らの避難誘導などに当たり、負傷者を搬送。同方面本部庁舎に設置された警備本部には、青函トンネル吉岡海底駅の現地指揮所から、訓練状況が続々と報告された。
青函トンネルでは2000年12月、札幌発東京行きの貨物列車が脱線し横転。02年6月には吉岡海底駅近くで作業用トラックが全焼する火災があった。
提供 - 函館新聞社
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