市、木古内との飛び地合併「慎重に検討」
update 2004/2/26 10:23
木古内町の大森伊佐緒町長が24日、市町村合併に関し「進むべき道は函館以外にないと判断した」と発言したことについて、函館市の井上博司市長は25日、「現在進めている4町村(戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町)との合併をきちんと進めることが大事。木古内町との話は、その次のステップ」と述べ、現在の枠組みでの合併を優先させる考えを示した。
定例記者会見の場で語ったもので、井上市長は「全国的に例がない訳ではないが、飛び地合併となると、相当慎重に検討する必要がある。議会にも相談しなければならず、道知事がどう考えるかという問題も出てくる」と話し、現在の合併協議とはまったく質が違う問題点があるとの認識を示した。
ただ、「函館は道南27市町村の中核都市、母都市としての役割があり、正式に合併の話があった場合、検討するのは当然」と述べ、正式な申し出があった後に議論の俎上(そじょう)に載せる意向を示した。
提供 - 函館新聞社
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