歴風文化賞決まる

update 2004/2/26 10:20

 函館の歴史的風土を守る会(歴風会、清野恒夫会長)は25日、2003年度の歴風文化賞を発表した。函館の町並みにふさわしい貴重な歴史的建造物などを後世に残そうと、毎年、表彰している。今回は函館市内の建造物3件のほか1団体、1風景が選ばれた。表彰式は3月19日午後6時半から同市内の五島軒本店(末広町4)で開かれる。

 保存建築物」として選ばれたのは、同市大手町5のニチロビルディング。1934(昭和9)年に建築された鉄筋コンクリート造り4階建てで、ニチロあけぼの商会(岡田要社長)の所有。北洋漁業が隆盛を誇っていた昭和初期の、重厚感ある建物で、歴史的な価値が認められた。

 改築や改修などを施した「再生保存建築物」には、長崎邸(神山1、長崎洋さん所有)と太田邸(元町30、代表渋静沈唇譴気鵝砲・・个気譴拭D杭蠹,錬隠坑横検幣赦贈魁貿・坊斉られた木造の平屋で ・家の住宅として使用されてきた。道蓮θ鼻λより2003如λ土台ぁ・上鼻Υ体ぁΤ0b移動して生まれ変わった ・内は太いケヤキの大后・などぁθわれ Α館の農家住宅の特徴を伝えている 悳r

 昭和初頭に建築された太田邸は、木造2階建て住宅。函館の伝統的な上下和洋折衷様式を伝える外観だったが、度重なる改修で創建時の面影を喪失していた。03年、昔の資料に基づいて工事が行われ、美しい伝統的な住宅としてよみがえり、現在左右2世帯が入居している。

 引き継がれる景色ともいうべき「原風景」として「立待岬」が選ばれた。数々の歌に歌われ、市民に親しまれた景勝地として評価された。また、1995年に発足した「亀田川をきれいにする市民の会」(石井満会長)が「団体賞」に輝いた。

提供 - 函館新聞社



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