江差美味百彩なべまつり、千人超す人出
update 2004/2/22 16:35
【江差】江差観光協会(打越東亜夫会長)主催の「第4回 冬 江差 美味百彩(びみひゃくさい)なべまつり」が21日、江差町陣屋町の江差中グラウンドで開幕した。開幕直後から会場は1000人を超える来場者で大にぎわいで、江差伝統の味覚に舌鼓を打っていた。
第19回江差たば風の祭典(同実行委主催)のメーンイベント。22日まで2日間にわたり、町内をはじめ道南や東北地方に伝わる「くじら汁」や「ふきんこもち汁」「ゴッコ汁」などの郷土料理を中心に約30種類の鍋料理を1杯300円で提供する。
本町商店街の商店主らでつくる「本町なかよし会・寄来所(よっこらしょ)」では、青森県の「センベイ鍋」を出品。料理用のセンベイや野菜、鶏肉などをさっぱりとしたしょうゆの汁で煮込んだ。センベイの香ばしさと風味高いだし汁が人気を呼んでいた。
会場では、同町の商店主でつくる山ノ上商盛会(三国幸吉会長)などのメンバーが、にぎやかな「餅つき囃子(もちつきばやし)」を披露。会場からは「ドッコラショ!」「ソレ!」と元気な掛け声が上がった。つき上げたもちは、汁粉として振る舞われ、来場者が長蛇の列を作っていた。
同協会の打越会長は「今年もおいしい鍋料理を用意しました。江差伝統の鍋をぜひ味わってください。大勢の来場を心からお待ちしています」と呼び掛けている。
22日は午前11時開場。午後2時まで。お汁粉の無料サービスは午前11時から。鍋1杯につき1枚、DVDプレーヤーやデジタルカメラなどが当たる抽選券を配布している。問い合わせは江差観光協会TEL01395・2・4815へ。
提供 - 函館新聞社
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