水族館基本構想策定委設置へ、函館公園動物舎は廃止

update 2004/2/20 13:07

 函館市議会の総務常任委員会(阿部善一委員長)が19日開かれ、市が先にまとめた「水族館・動物園整備の基本的考え方」について審議した。工藤寿樹企画部長は、水族館の整備基本構想策定に向けた委員会を新年度に設置することを明らかにしたほか、動物園整備にあたり、函館公園(同市青柳町)内の動物舎を廃止する考えも併せて示した。

 水族館、動物園とも社会教育施設として整備する計画で、水族館は緑の島(同市大町)に06年度建設着工、08年度開業をを予定。動物園は亀田中野地区など5カ所を候補地としており、08年度整備開始、10年度オープンを目指している。

 工藤部長は、桶本建郎委員(はこだて市民クラブ)の「市民懇談会を作る予定はあるか」という質問に対し、「学識経験者や専門家、一般公募など12人程度で委員会を構成したい」と答弁。

 また、動物園に関しては工藤恵美副委員長(市民自由クラブ)が「中規模程度の施設なら、函館公園と変わらないのでは」と指摘。同部長は「函館公園から動物を、市営熱帯植物園からサル山を移設するのに加え、民間が運営する遊園地を付け加える。同公園動物舎は廃止、新施設に移転することになると思う」と述べた。

提供 - 函館新聞社



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