東川町会館が移転、空きスペースで月決め駐車場経営案浮上
update 2004/2/18 14:34
東川町会(境澄夫会長)はこのほど、町会館の移転・新築場所として、本願寺函館西別院所有の函館市東川町10の土地約350平方bを借りる契約を結んだ。会館完成後、空いたスペースを月決め駐車場として一般に貸すことを計画しており、財政難に苦しむ他町会の注目を集めそうだ。
現会館の土地も借地で、賃貸料は月額1万数千円。移転先の賃貸料は月額約3万円に増えるため、月決め駐車場の運営に財源を求める案が浮上した。
素案では、6台分のスペースを用意し、月額5000円程度で貸し出す。また、多額の建設費用が見込まれることから、敬老会、女性部、スポーツクラブなどの年間予算20数万円を数年間凍結することも検討されている。
新会館の仕様については、現在の住み込み管理人を「通い」に変更するか、今まで通りとして「居住空間」を備えるかなども含め、今後、検討して決める。
同町会によると、今回の借地契約は30年で、既に権利金220万円が支払われた。5月1日から借りることになり、会館建設工事もこの日から始められる見通し。
現在の会館は改修から30年が経過し、床が抜けるなど老朽化が激しく、事故が心配されていた。また、移転せずに建て直す場合、建ぺい率の関係で、規模が縮小されることから、広い空き地を条件に移転先を検討していた。
提供 - 函館新聞社
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