函中央病院 小児救急拠点に指定へ
update 2004/2/17 14:44
道は16日までに、休日・夜間に、手術や入院が必要な重症の子どもを診察する「小児救急拠点病院」に、4月1日から函館中央病院(函館市本町33)を指定する方針を決めた。19日の道総合保健医療協議会救急医療専門委員会に諮り、正式決定する。
対象は渡島、檜山両管内にあたる北渡島檜山、南檜山、南渡島の3つの2次医療圏。小児科医でなければ対応できない重症患者を24時間態勢で受け入れる。これまでは地域の当番医が「大人の救急体制」で対処するなど、専門外の医師が診断するケースもあった。
道内では、釧路市と旭川市の病院が既に指定されており、今回は遠紋、北網の両2次医療圏を受け持つ北見日赤病院(北見市)とともに、指定を受ける予定。指定にあたっては、小児科医の数や医療設備などを考慮し、「一番体制の整っている病院を選んだ」(渡島保健所)という。
同病院の小児科医は7人で、補助金は人件費、運営費分など国、道合わせて年間約3700万円。同保健所は「24時間態勢で、安心して専門医の診断が受けられるようになる」(企画総務課)と話している。
提供 - 函館新聞社
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