子ども歌舞伎がHP立ち上げへ
update 2004/2/15 11:52
世界中にPRだ―。函館の文化財産ともいえる函館子ども歌舞伎(市川団四郎主宰)が今月中にも、ホームページ(HP)を立ち上げる。今までの公演の模様や練習風景などを紹介する予定で、函館子ども歌舞伎後援会(小玉陽造会長)でも「多くの人にしっかりとアピールしたい」と張り切っている。
1月に出演した「全国ふるさと歌舞伎フェスティバル」(文化庁など主催)では、玄人はだしの演技で絶賛を浴び、全国的に注目を集めた。函館市も文化的価値を高く評価しており、10日発表の新年度予算案に100万円の運営補助金を新たに計上した。
高まる評価に加え、29日午後4時からは、このときの舞台がダイジェストで、NHKのBS2で全国放送されることも決定。インターネットを使って詳しく知ろうとする人は増えると予想され、HPを開設してしっかりとPRすることにした。
HP作成は、市川主宰の一人娘で東京在住の今井理佳さん(28)が担当。自身も同歌舞伎の1期生で、「後輩たちの活躍はうれしい。HPを通じ、函館にこういう文化があるということを知ってもらえたら」と期待する。HPはほぼ完成しており、後援会との細かい調整などを残すだけ。早ければ、数日中にも開設される。
市川主宰は「市の予算案に補助金が計上され、活動が認められたようでうれしい。ただ、責任も重いと感じており、活動をHPなどで積極的にアピールしていくことはとても大切だと思う」と語り、世界への情報発信に意気込みを見せている。
提供 - 函館新聞社
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