一戸夏子さん入賞、インスタントラーメン料理コンテスト
update 2004/2/15 11:52
函館短大付設調理師専門学校の一戸夏子さん(19)が、11日に東京で行われた「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2004東日本大会」で、日本即席食品工業協会賞を受賞した。ハイレベルな創作料理が並ぶ中での入賞に驚きながら、喜びをかみしめている。
大会には東日本各地から、予選を通過した12人が出場。インスタントラーメンを使った創作料理を1時間で調理し、味や見た目、ヘルシーさなどを審査した。
一戸さんは、カレー味のカップラーメンを使った「カレーヌードルのパイ包み」を出品。カレー味のめんとチーズのうまみをパイで包み込むという独創性豊かな作品に、審査員として参加した世界的なソムリエ、田崎真也さんも「大人の味」と評価した。
審査員の厳しい視線が注がれる独特の雰囲気に、一戸さんも「調理の際は緊張もあったが、みんながおいしいと言ってくれたのでうれしかった。受賞にはびっくりした」と笑顔を見せている。
4月からは、市内のフランス料理レストランで働くことが決まっているだけに、今回の「勲章」は今後の大きな励みにもなった。3月の卒業を前に、今月下旬には校内の技術テストも控えており「合格したい」と話す。料理人として、一戸さんはさらにレベルアップを誓っている。
提供 - 函館新聞社
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