危険箇所マップ作製

update 2004/2/14 12:15

 函館中央署は、2002―03年間に同署と函館西署の両管内で人身交通事故が多発した交差点などを記した「危険箇所(死亡事故・人身事故多発交差点)マップ」を作製し、配布している。来庁者をはじめ、各市町村や交通関係団体などに配布しているほか、各交番や駐在所に掲示するなど、交通事故防止を広く呼びかけている。

 危険な交差点などを運転手に認識してもらうことで交通事故の防止を図ろうと、中央署交通第1課が作製した。2003年に両署管内で6件以上の人身交通事故があった交差点をはじめ、02年と03年の死亡事故地点を明示している。

 昨年の中央署管内の人身事故は、前年比3・6%減の計1594件。市町村別にみると、函館市が同25件減の1262件で最も多く、上磯町が同23件減の161件、七飯町が同8件減の106件、大野町が同2件減の48件と続く。西署管内(市内42町)は、同7件増で357件、2%増だった。交通事故死者数は、中央署管内で同8人減の12人、西署管内で同1人増の5人。

 人身事故が多かった交差点は、中央署管内では、市内五稜郭町5の10の同署付近の交差点が16件と最も多く、同美原1の17の美原交差点が14件と続く。西署管内では、同万代町7の19の万代交差点と同若松町16の6の函館駅前交差点が最も多く、それぞれ11件だった。

 中央署は、事故が多発した交差点について「交通量が多いことに加え、5差路などの変則交差点が多い」と分析しており、交通事故多発交差点での警察官による街頭監視を引き続き行っていくほか、パトロールや取り締まりを強化していく考えだ。

 マップは中央署などで無料配布中。問い合わせは同署交通第1課企画係(0138・54・0110内線411)まで。

提供 - 函館新聞社



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