「すずらんの丘パークゴルフ場」に名称決定
update 2004/2/14 12:14
今夏、滝沢地区にオープンを予定している函館市営パークゴルフ場の名称が「すずらんの丘パークゴルフ場」と決まった。昨年12月に行った公募で207点の応募作品の中から選ばれた。市はスズランを同場のシンボルフラワーとしてイメージアップを図り、全道レベルの大会開催に向け、整備を進める考えだ。
パークゴルフ愛好者の増加を受け、市がさらなる普及と市民の健康づくりを図るため、中の沢埋立処分場跡地に6・2ヘクタール、36ホールを造成中。夏には18ホールで一部オープンし、秋に36ホールが全面オープンする予定。
名称は、木村孝男助役を委員長とする選考委員会で決定。鈴蘭丘町に隣接しており、スズランは地域と深いかかわりがあり、さわやかな印象と親しみが持てる名前―として選ばれた。
命名したのは函館市日吉町の大西朋子さん(58)と同広野町の中村圭子さん(29)。12日に市役所で表彰式が行われ、大西さんと、中村さんの代わりに義母のまち子さんに木村助役から賞状と記念品が贈られた。
大西さんは「スズランを子どもでも親しめるよう、ひらがなにした。選ばれて大変うれしい。一生の思い出」と喜びを語る。
中村さんは市民の森、四季の杜の「の」にこだわって命名した。圭子さんは出産後で、代わりに表彰を受けたまち子さんは「子どもに恵まれた年にとてもうれしい受賞。オープンには家族そろってうかがいたい」と話していた。
50―70代の応募件数が137件で、全体の66・%を占め、日ごろ競技に慣れ親しんでいる世代からの期待の高さがうかがえる。「ハコダテ」と名がつく応募作品が42件と最も多く、「イサリビ」といった函館になじみの深い名前の応募もあった。
木村助役は「道南で最も大きなパークゴルフ場に、柔らかみのある名前がついた。全道大会など大きな大会も行えれば」と施設の発展を願っていた。
提供 - 函館新聞社
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