総務常任委員会/市立高校統合問題で集中審議
update 2004/2/13 21:16
函館市議会総務常任委員会(阿部善一委員長)は12日、函館市立高校統合問題について集中的に審議した。市側は今後のスケジュール案を示したが、各委員からは、統合案に対しての経過説明が不十分とする意見が相次いだ。
市側はスケジュール案として、4月中旬にも函館東、函館北両校の教員らで検討委員会を開催、週2回程度の割合で継続しながら新学校の課題を整理、6月には各中学校教職員や父母らに対する説明会を開くほか、統合時に3年生となる学年のカリキュラムを作成するなどとした。
小山直子委員は、統合における単位制導入の経緯などについて説明不足を指摘。財政面を含めた経過報告を委員会として資料要求、市側も提出することとした。市戸ゆたか委員が、統合時期について質問したのに対して、畑野克行学校教育部長は「平成19年度を20年度にするのは難しい」と統合案通りに進めたいとする意思を示した。
岩谷正信委員は統合の進め方について「乱暴なところはないか。丁寧にやるべきでは」と強調。特に6月までのカリキュラム作成について「できるのか」との質問に、金山正智教育長は「このスケジュールで進めていくことを熱望しているが、どうしても(できない)という場合は内部で検討を進めたい」と答えた。
提供 - 函館新聞社
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