ＢＡＹはこだてに挙式式施設６月オープン

update 2004/2/11 11:38

　函館市豊川町のＢＡＹはこだてに６月下旬、結婚式場「アフィーテ函館」がオープンする。金森商船（本社・函館市末広町１４、渡邉兼一社長）とワタベウェディング（本社・京都市、渡部隆夫社長）の業務提携で、ＢＡＹはこだてイベントホール内に教会などの施設を建設。初年度婚礼目標数は３００組、受注売り上げは３億円を見込んでいる。オープンに先立ち２０日、同施設内に開業準備室を開く。

　ワタベウェディングは、昨年から国内リゾート地で行う「リゾートウェディング」に注目。軽井沢や沖縄をはじめ、現在、全国で５１店舗を展開している。北海道は１９９９年の札幌店に続き２店目となるが、挙式施設を備える点が異なる。

　建設場所は、ＢＡＹはこだてイベントホールの北側屋外スペース。レンガで囲まれた約９９２平方メートルの土地に、総床面積約５３９平方メートルの２階建ての教会「ステラマリス・チャーチ」を建設。フロントやクローク、衣装室、メイクルームなどを１階に備え、２階部分が教会になっている。

　教会の収容人数は１００人。「ステラマリス」はラテン語で「海の星」の意で、海に面し、五稜郭のある立地などから名づけられた。

　ワタベウェディングは「函館は、異国情緒あふれる街並みと夜景、赤レンガ倉庫群など、ロマンチックで集客力に富んでいる。“日常と違う”リゾート地ならではの挙式を提供していきたい」と話し、土地を貸す金森商船も「通年利用はありがたい。観光の目玉としても」と期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社

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