吉野家の牛丼・函館でも駆け込み需要
update 2004/2/11 11:36
牛丼チェーン「吉野家」が11日で牛丼の販売を休止することに伴い、北海道吉野家(本社・苫小牧)の産業道路美原店(函館市美原1)では10日、「食い納め」とばかりに大勢の市民が来店し、昼食時には順番を待つ長い列ができた。
同店によると、この日の昼食時の来店客数は「通常の平日の倍ぐらい」。店員が、注文に、会計にと走り回ったが、昼休みの時間帯に列が途切れることはなかった。客足にもよるが、11日の夕方ごろには売り切れる見込みという。
会社の同僚の分も持ち帰った市内神山町の女性会社員(44)は「しばらく食べられないと思って買いにきた。早く牛丼を復活させてほしい」と期待。上磯町の男性会社員(32)も「いつもは並を頼むが、最後だと思って、張り切って大盛りを食べた。一日も早く牛肉の輸入再開を」と話していた。
休業するかのような「駆け込み客」の盛り上がりに、北海道吉野家では「今まで通り、誠心誠意サービスさせていただきます。新メニューもあるので変わらぬご愛顧を」と呼び掛けている。
提供 - 函館新聞社
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