道南トップ切って白百合学園卒業式

update 2004/2/8 13:06

 函館白百合学園高校青木タマキ校長)で7日、函館市内のトップを切って卒業式が行われ、卒業生211人が、3年間の思い出が詰まった学び舎に別れを告げた。

 体育館で行われた式では、聖書の朗読、聖歌合唱の後、一人ひとりがステージに上がって青木校長から卒業証書を受け取り、誇らしげな表情を見せた。

 青木校長は「自分の選んだ道に勇気を持って進んでいってほしい。あきらめずに限界に挑戦するたくましい力を」と激励。卒業生を代表して福島恭子さんが「クラスメートが励ましてくれたから(3年間)乗り越えられた。生涯の親友と過ごせた幸福をかみしめています」と言葉を詰まらせながら述べた。

 校歌斉唱では、感情を抑えきれずに涙を流す生徒も見られたが、最後は全員が晴れ晴れとした顔付きとなり、それぞれの門出に誓いを新たにしていた。

提供 - 函館新聞社



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