あす函館おしま病院ホスピススタート・きょう内見会
update 2004/2/8 13:03
函館市深堀町19の函館おしま病院(福徳雅章院長)が敷地内に建設していた、末期がん患者らを支えるホスピス病棟が完成し、7日、竣工式が行われた。8日に一般市民らを対象にした内見会を行い、9日から運用をスタートさせる。
鉄骨耐火構造3階建て。建築面積は約580平方メートルで、1階から3階までの延べ床面積は約1030平方メートル。20床の全個室。1階は駐車場のほか談話室、喫茶コーナー、2階は病棟、3階は食堂や特殊浴室などとなっている。
竣工式は、福徳院長の古くからの友人、緑の牧場教会(秋田県)の村岡昇牧師を迎えて開催。関係者が多数列席し、賛美歌を歌うなどして今後の順調な運営を祈った。
福徳院長は「理想の病棟」完成に笑顔を見せ、「働く私たちの心が磨かれて初めて本当のホスピスになる。職員一同、頑張りたい」と決意を語った。
8日は内見会として、午前10時から午後3時まで院内を公開するほか、ホスピス相談を実施。午前11時半からは遺愛女子中・高校音楽部による合唱など、午後1時からはハープ奏者池田千鶴子さんのコンサートも行われる。参加無料。問い合わせは同院TEL56・2308。
提供 - 函館新聞社
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