冬フェス五稜郭会場、赤ふんダービー盛況

update 2004/2/8 13:02

　２００４はこだて冬フェスティバル（同実行委員会主催）は７日、五稜郭会場（五稜郭公園内）で、市民参加型の各種イベントが行われ、家族連れなどでにぎわった。恒例のキャラクター滑り台は雪不足ため中止となった。

　五稜郭公園内に特設ステージを設営。正午のオープニングセレモニーでは、北大生や市民約２０人が赤いふんどしを着用した「赤ふん隊」が威勢良く登場。そりで運んだ五稜郭氷を献上した後、バケツに入った水を頭から掛けられて「冷たいー」と叫び声を上げていた。

　ＪＲＡ函館競馬場協賛の「赤ふんダービー」は、赤ふん隊５レース、市民参加２レースの全７レース。馬を模したタイヤの上に旗手が乗り、赤いふんどし姿の若者が引き手を務めた。カーブが連続するコースでは接触、落馬も相次ぎ、観客を沸かせていた。市民・女子の部で優勝した同市深堀町の西田記代さん（３０）、夏海ちゃん（３）親子は、「楽しかった。厚底靴でなければもっと差をつけられた」と大喜びの様子。

　五稜郭会場では８日午前９時―午後３時も、内容を変えてゲームなどのイベントが予定されている。

提供 - 函館新聞社

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