春の家電商戦スタート

update 2004/2/7 13:00

 入進学、転勤シーズンを前に、函館市内の電器店では、一人暮らし向けの冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの専用売り場を開設。新製品やセット商品を投入し、単身者向け商戦を展開している。ピークは2月下旬から3月の見込みだが、早くも親子連れなどが訪れ、品定めをしている。

 各店とも、2月初めから売り場を開設した。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジのほか、テレビ、炊飯器、掃除機などの家電が並ぶ。セット商品を扱う店も多く、コジマ函館五稜郭東店(本通4)は、約5万円からの「お買い得セット」を販売。「安さが魅力で、単身赴任者に人気がある」という。

 一方、「学生や30代前後までの若者に人気なのはシリーズ商品」(マックスデンコードー函館店、石川町52)とも。今年から、白が基調の本体の一部分に青や黄色、ピンクなどの明るい色を配し「おしゃれ感」を演出。各色約30アイテムを用意している。

 大きさや色などは個人や年齢により分かれるが、「冷蔵庫の大きさで需要が高いのは、2ドアのミニで、100リットル「強のタイプ」(ヤマダ電機テックランド函館店)という。

 “生活家電”以外では各店とも近年、パソコンやDVDプレーヤーを購入する学生らが多い。

 また、家電以外に、狭い空間を有効活用できるロフトベッドも人気が高い。これまでカタログ販売だったホーマック昭和店(昭和1)では、高い需要を受け、今年からコーナーを設置。「ベッドの下の空間を使えるので、学生が多く購入します」と話している。

提供 - 函館新聞社



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