函館空港ビルデングがパーティー券購入
update 2004/2/6 10:31
道が出資や補助金交付などを行っている関与団体のうち、18団体が2000年から03年の4年間で、2271万円(349件)分の政治資金パーティー券を買っていたことが5日、道の調査で分かった。道南は1団体で、函館空港ビルデング(本社・函館市高松町、泉清治社長)が72万8000円(32件)分を購入。道は道民に誤解を招く行為として、各団体に自粛を要請した。
調査対象は道が資本金などを出資している団体、補助金などが歳出の2分の1以上の団体、道職員を派遣している団体など計179団体。購入額が多いのは北海道トラック協会の1238万円(28件)、北海道空港の427万円(91件)の順で、函館空港ビルデングは5番目だった。
同社の年別購入額は2000年が20万8000円(8件)、01年が19万2500円(11件)、02年が13万2500円(8件)、03年が19万5000円(5件)。道によると、今後の対応方針について同社は「これを機に自粛する」と回答したという。
政治資金規正法では地方公共団体が出資する法人の、議員や候補者への寄付を禁止しているが、政治資金パーティー券の購入は禁じていない。道総務部は「直接、違法にはならないが、道民に誤解や疑念を招く行為。今後は自粛をお願いしている」(行財政システム改革推進室)と話している。
提供 - 函館新聞社
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